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体験レポート
風を受けたカイトを操り、ボードに乗って水面を滑り、空を舞うスポーツ、カイトボーディングを楽しもう!
日本に初めて紹介された2000年頃から爆発的に広がりを見せる、凧(カイト)揚げとサーフィンを融合させたような、ヨットの帆と舟を分離したようなマリンスポーツがカイトボーディングです。空を舞う楽しさと海・湖で水面に乗り続ける楽しさを融合させ、また自然の中に自分自身が溶け込んでいく感覚とそれが見た目より簡単に楽しめてしまう手軽さが魅力です。子供も女性も思いっきり楽しめるカイトボーディングを体験してみては!
カイトボーディングは男女問わずだれでも楽しめる、いろいろなジャンルのスポーツが融合した充実感・自由感を味わえる新しいスポーツです。サーフィンのような波乗りを楽しみながら、サーフィンのようにパドリングすることなしに何時間でも乗り続けたり、好きな時に好きなタイミングで水面を離れ空を舞う・・・なんてこともできます。

ウインドサーフィンとも似た要素を持ちつつも、風が弱くフラットな水面から高いジャンプや回転が出来ます。“凧”は翼の性能を持ち、フラットな水面でも上達すれば高さ15mものジャンプが出来るほか、10回転も可能です!道具も非常にコンパクトなので保管場所を気にすることもありません。そして一番の醍醐味は自然の力(風)だけで楽しめることです。大自然の風を受けながら水面を滑走するだけでも気持ちが良いもの。自然との一体感・充実感・自由感全てを一度に味わえるのも魅力・楽しさでしょう。

ちなみに2004年のPKRA世界レディーズチャンピオンは10歳の少女!カイトボーディングはきちんとした知識を身につければ安心して楽しめます。まずは、技術の習得・安全に関する知識など全てを含め全国にあるスクールを受講するのが上達への一番の近道。やはり一度は講習を受けないと非常に危険。自分ばかりではなく、他人に怪我をさせてしまってはせっかくの楽しみが台無しになってしまいます。また、安全に楽しむために、一人ではなく、サポートしてくれる人がいたほうが安全です。場所もカイトボーディングに適した場所で楽しむようにしましょう。
極める
道具選び
カイトボーディングを楽しむには最初から適切な道具を選ばないと上達するまでに時間がかかり、ストレスが溜まるだけです。しっかりと自分にあった道具を選びたいものです。

初心者は大きめのボードと小さめのカイトがベストです。大きいカイトは非常にパワーがあり経験の浅い方には危険が大きいのです。また大きいカイトは海に落とすと再び上げるのに技術が必要となります。とはいっても自分の体重やカイトボーディングを楽しむゲレンデの風域によって異なる道具選びはプロに相談しながら慎重に行なわなければいけません。

道具を一式そろえるのに30万円程度かかります。最初はレンタルで楽しみ、慣れてきたら自分にあったものを購入するのもよいでしょう。中古を購入する方法もありますが、これも自分に合ったものを選ぶためにもプロに相談したほうが良いでしょう。ですからまずは信頼できる店やプロ探しが一番の安全に楽しく遊ぶための近道かもしれません。

ちなみにカイトにはさまざまな種類がありますが、主要なものは2本の紐で操るシンプルな「2ライン インフレーダブルカイト」、現在一般的になっているさまざまな条件下でも比較的安定して楽しめる「4ライン インフレーダブルカイト」、パラグライダーと同じ構造を持ち、ビギナーの練習用に良く使われる「ラムエアー カイト」の3つです。それぞれ機能や面白さが違いますのでいろいろ挑戦してみると良いかもしれません。

写真提供・取材協力 
カイトボーディングジャパン  http://www.kiteboardingjapan.com/index.php
2005年6月取材

関連情報
静岡県・カイトボーディングジャパン
愛知県・Air-Junk
香川県・Wind-Max
愛知県・Big-Island
愛媛県・Juck-Ass
島根県・Kite-Dibision
滋賀県・アップカイト琵琶湖
※以上「安全連絡会」加盟店
カイトボーディング協会(JKBA)

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