 |
牛乳・ヨーグルト・チーズ・アイス・・・と乳製品は生活必需品。そんな乳製品も自分で搾った、自分で作ったとなれば味もひとしお。近くで見ると想像以上に大きい牛の体にびっくり!したり、あまりにもかわいらしい黒目の吸い込まれそうなつぶらな瞳に時間を忘れて見入ったり。のんびりと牧場で過ごす一日は大人も子供も満足間違いなし!牛以外にも羊やウサギ、ダチョウに馬にとさまざまな牧場があるから目的にあわせて出かけてみてはいかがでしょうか。 |
 |
牧場に出かけてみませんか。普段何気なく口にしている牛乳はもちろんヨーグルト・チーズ・アイス・・・よく考えると私達は多くの乳製品の恩恵を受けて生活しています。牛肉はこども達も大好きなカレーやステーキ、焼肉にすき焼きと大活躍。でも実はどうやって牛のお乳が私達の食卓に上るのか、どうやって牛のお乳を搾るのかはあまり知らないのが現状。動物達とのふれあいは命の温もりや大切さを学ぶことにもつながります。また、牧場でのんびりと草を食む姿は見ているコチラまで都会の喧騒を忘れのんびり気分にさせてくれます。
牛達の餌でもある干草のにおいもなぜかちょっとほっとするなつかしい香りです。牧場独特の雰囲気はやはり実際に出かけてみないとわからないもの。例えば東京・八王子にある「磯沼ミルクファーム」のようにコーヒ豆やカカオのにおいの香る牧場もあります。牛と一言でいっても牛にも種類があり、ホルスタイン種・ジャージー種・ブラウンスイス種などがあり、その姿も役割もさまざまです。あなたがイメージする牛はどの種類でしょうか。答えは牧場でじかに見比べて見つけてみてください。
また牧場の楽しみはそれだけではありません。自然を相手にしながら乳牛を育てて共に生きている牧場で働く人たちとのふれあいも意義深いものです。牧場も見渡す限りの大牧場から、都市型の小さな牧場まで全国には多くの牧場があり、生産牧場から観光牧場までその形もさまざま。見て、食べてというだけのところから、実際に牧場スタッフと共に牛の世話を体験できる牧場までありますから、目的にあわせて楽しんでみてください。 |
 |
 |
 |
 |
 |
簡単に乳絞りといっても牛の乳を搾るのにはコツがあり、なかなか最初は出てこない。しかも予想以上に大きい乳牛の乳房に最初は触れるのも恐る恐るになる。それでもそっと手を当てれば気落ち良いやわらかさと温もりがちょっとしたやすらぎを与えてくれること間違いなしだ。また、手搾りによって、大きくふくらんだ乳房から、シューシューと飛び出してくる牛乳はほのかにあたたかく、心地よい。一度味わうと牛の乳搾がやみつきになるかもしれない。
乳搾りはまず、牛の乳房に手を当てることから始まるが、指の形をOKのように親指と人差し指を結んで、しっかり牛の乳首の根元にあてる。それから乳首に沿って中指、薬指・小指と順番に折っていく。それを順番に何度か繰り返すと先端からものすごい勢いでミルクが飛び出してくる。
本当は無調整牛乳と濃さや味は変わらないはずなのだが、ちょっと味見してみるとやっぱりおいしく感じるのは気のせいではないはず。牧場の空気と搾りたての新鮮さが牛乳のおいしさをさらにあげているに違いない。痛がらないようにそっと搾っていた手もだんだん大胆になっていく。最初はちょろっとでていた牛乳も搾るごとに噴出してくる。
乳搾りだけではなく、アイスクリームやチーズなどの加工食品つくりも体験できる牧場も数多くあるのでそちらも挑戦してみてはいかがだろうか。 |
 |
2005年7月取材 |
|
|
 |


|